Norah Jonesのように。。。

我が家に私の遊び友達がやって来た。

それはキーボード。
しばらく楽器を触っていなかったので、何か手軽に出来るやつが欲しいと、楽器屋さんにおもむろに出掛けてみた。

始めはウクレレなんか始めちゃおうかなぁ〜なんて考えていたが、弦楽器は全くの初心者なもので少々困惑。。。

ウクレレを見ていると、お勧めのキーボードが目にとまった!
お値段もお手頃だし、キーボードがあればトランペットをやるにしても、ウクレレを始めるにしても何かと役にたつはず。

よし!!!キーボードに変更。
私は大き夢が膨らんでいった。。。


その昔、私は将来はエレクトーンの先生になるんじゃないかと思っていた時があった。
小さい頃からエレクトーン教室に通い、お昼寝の時間にレッスンが重なると、眠たくて白目になりながら「おかあさん代わりにやって!」なんて言っていた事もあった。笑

これじゃ駄目だと今度は個人レッスンに切り替えた。
でも先生が来ると、当時お化けという存在に興味があった私は先生に「怖い話して〜」と毎回せがむ始末。。。変な子供だぁ〜。


だが地道に練習を続け、いつしかヤマハが行っている音楽技能検定(通称グレード)も受けたりと、着実に指導者になる為のレッスンを積んでいた。

そして中学高校と吹奏楽を始め、毎日が音楽漬けの毎日だった。
吹奏楽部に入部して担当した楽器はユーホ二アムやチューバという低音の楽器だった。

それまでトランペットの経験があったが、トランペットの様な派手な感じよりも影で支える役割のある音色に魅力を感じていた。

しかし皮肉なものでそれを始めたことにより、エレクトーンからだんだんと遠ざかってしまったのだ。
なぜなら、楽器なは色んな特徴があり、分かりやすく説明するとエレクトーンを弾く為の音符の読み方とユーホやチューバを弾く為の音符の読み方が違う為、頭の中がごちゃ混ぜになってしまい、思うようにエレクトーンが弾けなくなってしまったのだ。

なのでそれを両立できる人は凄いと思う。私には無理だったから。

そして年頃になりツメを伸ばしたいとか遊びに行きたいとかそんな欲求も生まれ、十何年続いたエレクトーンは段々とフェードアウトしてしまった。。。


それ以来の鍵盤だぁ!!!

久しぶりに弾いてみたものの全く指は動かないし、コードも忘れている。泣
思うようにいかないイライラは募るが、久々に真剣に時間を忘れて弾いている。
そんなイライラも楽しくて凄い充実感と喜びに変わる。。。
音を奏でるってこんなに素晴らしいものなのか〜と改めて感じる。。


キーボードに長年愛用しているお気に入りのタフなヘッドホンを付けて、今jazzに挑戦中。

我が家のココちゃん↑↑も一緒にヘッドホンを付けて音楽に合わせて踊ってくれる最高のお友達。


久々にNorah JonesニューオリンズでのライブのDVDを見てみた。

今の私にとってノラは理想だろう。
ハスキーボイスにJazzにもカントリーにも収まらない音楽。
敢えて言うならコンテンポラリーJAZZなのか。。。

ノラの歌の中で最も好きな曲が2曲ある。
「what am i to you」この曲はノラ自身が作詞作曲を手掛けたオリジナルだぁ。
詩もとっても美しい。



あなたにとって私ってなに?
おしえてダーリン
私にとってあなたは海
広大で海の青さのように深い

あなたが落ち込んでいるとき
私の他に誰のところへいく?
だって私はもしあなたが傷ついたら悲しみ
あなたに私のすべてを与える
なぜなら私はあなたをとても愛しているから

私の空が落ちるようなことがあっても
あなたは電話すらかけてくれる?
私はハートを開き
あなたと決して離れたくないし
あなたに何かもささげている

あなたの瞳を見つめると
私は胸騒ぎがするの
あなたが憂うつなときも私はあなたを愛する
だからダーリン本当のことをおしえて

私はハートを開き
あなたと決して離れたくないし
あなたに何かもささげているのに

あなたは私の中に愛を見出せる?
木に私の名前を刻める?
私のハートを嘘で満たさないで

あなたが憂うつなときも私はあなたを愛する
だからダーリン本当のことをおしえて
あなたにとって私ってなに?


なんて素敵。
もう1つは「One Flight down」
NY出身のシンガーソングライターのJasse harris作。
Jasseも多くのアーティストに楽曲を提供している実力派アーティストだぁ。
日本にも何度も来日しているし、昨年は野音で「watching the sky」というフェスにも来ている。
是非一度は生で彼の奏でる音を聞いてみたい。。


因みにノラ、「マイブルーベリーナイツ」にも出ているが、飾らないナチュラルさや素朴さが何とも言えない魅力で、とっても可愛かった。


私もいつか愛する人に歌を捧げてみたいと思う!!!

http://fotologue.jp/tiho/